Q&A【基本の灯し方や保存】知っていると役に立つキャンドルの取り扱い方 

取り扱い説明

必ず守ってほしい注意点!キャンドルを扱う場所!

水平で安定したテーブルのような台の上に置いて、あたりには燃えやすいものがないか確認してからキャンドルに火を灯しましょう。
室内の微風にも注意が必要です。(冷暖房の風などが直接あたらない場所を選んで下さい)
キャンドルを灯している時はその場から絶対に離れないで下さい。

*カーテンが近くにないですか?
*エアコンの風は当たりませか?
*キャンドルの燭台は不燃性ですか?
*ペットがキャンドルを倒す可能性は無いですか?
*小さなお子様の手の届く所ではないですか?

 

上手な点け方・消し方

灯す時

芯の根元に火を近づけ、ロウを少し溶かしてつけると上手く着火します。
芯が長い場合、芯の先に火をつけると芯だけが燃えてしまうことがありますので、1cmに切ってから着火します。

消す時

ピンセットや割り箸などで芯を溶けたロウの中へ押し倒して火を消し、再び芯を起こしてみて下さい。
消した後のイヤな匂いがしません。
また、細いキャンドルの場合はガラスコップやアルミカップを炎の上からかぶせます。
専用の道具「スナッファー」があると大変便利です。

 

キャンドルの使い方の豆知識

キャンドルホルダーとキャンドルの太さが合わず 立たない場合は?

キャンドルが細すぎる場合

キャンドルにセロハンテープを巻いて太くする。

キャンドルが太すぎる場合

太い部分をドライヤーで温めて柔らかくして削り細くする。または、入る太さの所からカッターで切り落とす。

ススが出たり、嫌な匂いがする場合は?

確認すること

キャンドルがまっすぐ立っている?風の流れが強い場所ではないか?(斜めにして灯すとロウが流れ、ススが出たり 嫌な匂いがしたりと、風の影響でも同様です)

対策方法

芯を少し切って短くするとススはでなくなります。

他の影響など原因

融点の低いキャンドルに火力の強い芯が使われている時はススが多く出ます。
近年製造されている材料にはススが出にくいものありますが(全く出ないというわけでは無い)

キャンドルを長持ちさせるには?

1回の燃焼時間は、直径2.5cmで(周囲のロウがへたらないように)1時間を大体の目安にして下さい。

キャンドルが汚れたらどうするの?

古いストッキングで やさしく拭いて下さい。または、やわらかい布にサラダ油を付けて拭いて下さい。

キャンドルが曲がってしまった!

ドライヤーで慎重にロウを あたためてから、ゆがみを直します。(完全に元通りにするのは難しいですが、オリジナルティが加わると思うのも良いのでは? )

 

キャンドルを使用しての Q&A トラブル!

衣類にロウがついてしまった!

ビニール袋に入れた氷で冷やし 固まってから取り除き、跡が白っぽくなったところは、軽くブラッシングします。
熱に強い生地で少量のロウなら、ティッシュペーパーをあててアイロンで吸わせます。

畳にロウをこぼしてしまった!

畳の目に入ってしまったロウをとるには、重ねたティッシュペーパーをロウの上に置き、熱したアイロンを軽くあててロウを吸わせます。(化繊の畳にヘリは、熱で溶けてしまうので!特に注意)

ロウの汚れ落としに便利な物、汚れ対して予防知識

ガラスに付いたロウを落とすには?

メラミンスポンジの「激落ちくん」が効果絶大です。

石やタイルに付いたロウソク跡を落とすには?

吹き付けるだけでロウが剥がれる「ロウとるん桃子」という除去液があります。

ロウが落ちそうな(垂れそうな)場所の 汚れ予防対策

あらかじめ「シリコンスプレー」を吹き付けておく事を、オススメします。

 

保存するには

暗くて、光のあたらない涼しい場所(冷暗所)に保管するのが最適です。
直射日光があたったり、温度や湿度の高い場所に放置すると、退色したり変形する場合もあります。

細長いキャンドルを使用しない時は?

そのまま保存すると曲がりやすいので、横にして置いたほうがゆがみを防ぎます。
涼しい場所に吊るしておくと、インテリアとしても楽しめます。

 

ガラスの容器のキャンドルの扱い方

ガラスの一箇所に炎が当たり続けると耐熱製の容器でもヒビ割れや破損の原因になりますので、芯が真っ直ぐに立っているか確認して下さい。

キャンドルが少なくなってきた場合は底から5mm~1cm程度で使用を止めて下さい。
ガラス底部の熱でテーブルや台にゆがみや変色・焦げを起こす場合もありますのでご注意下さい。
また、燃焼後のガラス容器は高温になっている為、急激な温度変化や水などがかかってしまうとガラス自体が破損する場合がありますのでご注意下さい。